ニュース

テンダ、AIによる自動マニュアル作成機能などを搭載したマニュアル作成・共有システム「Dojoウェブマニュアル Ver.2.0」

 株式会社テンダは7日、マルチデバイスマニュアル作成・共有システム「Dojoウェブマニュアル」をメジャーアップデートし、新版「同 Ver.2.0」としてリリースしたと発表した。生成AIを活用した新機能「AI自動マニュアル作成」、チェックリスト機能の強化、シングルサインオン(SSO)対応などを行っている。

 Dojoウェブマニュアルは、主に現場での作業マニュアルや機械操作の手順書などを、マルチデバイスで作成・管理できるシステム。作業を実際に行いながら、その様子をスマートフォンで撮影することでマニュアルを作成でき、音声認識機能により説明文も自動入力可能なため、業務内容や作業指示のデジタル化・ペーパーレス化を簡単に行えるという。

 今回の新版では、マニュアル新規作成画面において、作成したいマニュアル名、マニュアル概要を入力するだけで、簡単にマニュアルの自動作成を行える「AI自動マニュアル作成」機能を搭載した。マニュアル名、ステップ数、マニュアルの概要を入力すると、マニュアルが自動作成されるので、Dojoウェブマニュアルを初めて使うユーザーでも、簡単にマニュアルを作成できるという。

 またチェックリスト機能では、Dojoウェブマニュアルのステップ内に記載された作業内容のチェックと、マニュアルごとのチェック履歴の記録ができるようになった。さらに、生成AIによるチェックリストの自動作成に対応しており、作業ミスの防止、作業品質の向上を実現するとのこと。

 このほか今回は、自動翻訳機能の対応言語に、フランス語、ブラジル語、タイ語、ヒンディー語、ミャンマー語、ネパール語、カンボジア語(クメール語)を追加。また、Microsoft Entra IDやOktaを利用したSSOへの対応も行われている。