テンダ、Active Directory移行支援ツール「On Demand Migration for Active Directory」を販売

　株式会社テンダは17日、米Quest Softwareが提供するActive Directory移行支援ツール「On Demand Migration for Active Directory（以下、ODMAD）」の代理販売を開始すると発表した。

　ODMADは、Active Directory（AD）環境の移行・統合を合理化し、安全かつシームレスな移行を実現するクラウド型移行支援ツール。ODMADの活用により、オンプレミスADからEntra IDへのユーザーやデバイスの移行を、システム間の認証連携やネットワーク設定などの複雑な作業を行わずに、安全かつスムーズに実現でき、AD環境からクラウド移行を控えた企業にとって、セキュリティ・効率性・管理性を兼ね備えた最適な移行ソリューションだとしている。

　テンダでは、近年、業務のクラウド化が進む中で、ID情報もクラウド上で一元管理したいというニーズが高まっており、オンプレミスADからEntra IDへの移行は、企業の利便性・統制強化の観点からも重要性を増していると説明。こうした背景のもと、ODMADの取り扱いを開始する。

　これにより、クラウド上でのID一元管理を実現し、社内外問わず統一されたログイン・認証環境を構築することで、エンドユーザーの利便性と企業全体のセキュリティ・運用効率の向上に貢献するとしている。

　ODMADの販売形態は、1年単位のサブスクリプション形式によるライセンス提供で、製品サポートも含まれる。ライセンス単体での提供に加えて、テンダでは、移行計画の立案、環境構成の設計、実運用に向けた展開支援など、顧客の状況に応じた包括的な導入支援サービスも用意する。