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ソフトバンク、NEC、VMwareの3社、仮想化によるRANのモダナイゼーションに向けた共同検証を実施

 ソフトバンク株式会社、日本電気株式会社(以下、NEC)、VMwareの3社は28日、モバイルネットワークのフロントエンドである無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)の仮想化による共同検証を実施し、O-RANアーキテクチャーとテレコムクラウドの融合によるRANのモダナイゼーションの実現性を確認したと発表した。

 今回の共同検証では、仮想化されたRAN(vRAN)のシステムにおいて、ソフトバンクが要件定義した汎用性の高い共通のインフラストラクチャーと、O-RANアーキテクチャーを採用したNECのvRANアプリケーション、テレコムクラウドに最適化したVMwareのvRANプラットフォームを使用した。

 共同検証で使用したvRANアプリケーションは、従来のBBU(Baseband Unit)で担っていたRANの通信機能が、CU(Central Unit)とDU(Distributed Unit)に分割され、コンテナ技術により仮想化されている。また、O-RANアーキテクチャーを採用することで、それらはO-CUとO-DUとして、vRANプラットフォームであるO-Cloudに搭載されている。さらに、テレコムクラウドに最適化されたvRANプラットフォームは、クラウドネイティブ技術を採用することで、RANアプリケーションの構築と最適化を高度に自動化している。

 共同検証の結果、従来のRANシステムからvRANシステムへモダナイゼーションすることで、ネットワークオペレーションの共通化や効率化が実現できることを確認した。具体的には、O-RANアーキテクチャーを採用することで、設計・調達から構築・運用までオープンで共通化されたオペレーションが実現可能なことを確認した。また、テレコムクラウドに最適化することで、スケーラブルなRANシステムの構築・運用が可能となり、スマートで効率的なオペレーションが実現できることを確認したという。