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グレープシティ、Webアプリ開発者向けJavaScript UIコントロールセット「Wijmo 2023J v1」をリリース

 グレープシティ株式会社は31日、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを収録した、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo」の新バージョン「2023J v1」をリリースした。

 新バージョンでは、月々の勤怠を管理する「就業月報アプリ」と、月々の支出データやポイント数などを表示する「モバイルアプリ風」のサンプルを新たに追加した。これにより、Wijmoに収録されているデータグリッドやチャートをはじめとする、多数のコントロールの活用方法を学べる。サンプルはソースコードのダウンロードができるので、業務アプリケーション開発の参考としても活用できる。

 就業月報サンプルは、月々の勤怠を管理する就業月報アプリケーションで、Wijmoの各種コントロールを使用し、日々の勤務データや各種ステータスの表示、セルのインライン編集などの機能を実装している。処理対象月の選択や、グリッドデータのExcel出力も可能。

 モバイルアプリ風サンプルは、電子マネー、ポイント、クーポンの3つのタブで構成されており、FlexGridやFlexChart、MultiRowといったWijmoの複数のコントロールを使用して、月々の支出データ、現在のポイント数、獲得ポイントの推移、各種バーコードなどを表示する機能を実装している。

 このほか、Wijmo 2023J v1の新機能では、フロントエンドWebアプリケーションフレームワーク「React」の最新バージョン「18」のstrictモードに対応。また、カルチャ(表示言語)の動的な変更を簡単に実現できるメソッドを新たに追加し、通貨やカレンダーの表示形式などのカルチャを、メソッドを呼び出すだけで簡単に切り替えられる。

 Wijmoの価格(税込)は、1開発ライセンスあたり初回費用が年額13万2000円、更新費用が5万2800円。