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住友電工情報システムのExcel業務をWebアプリ化する「楽々Webデータベース」、多要素認証に対応

 住友電工情報システム株式会社は22日、ノーコード型Excel業務効率化支援ツール「楽々Webデータベース」の新版として、多要素認証への対応などを行った「同 Ver.3.7.2」を提供開始したと発表した。

 楽々Webデータベースは、ExcelファイルをWebアプリ化することにより、従来行っていた、Excelファイルの配布・収集・集計といった作業を軽減するソリューション。Webアプリ化によって、最新情報をリアルタイムに共有可能になるため、業務のスピードアップや品質向上などの業務効率化も実現するという。

 今回の新版では、ユーザーID/パスワードで認証した後に認証コード(ワンタイムパスワード)による追加認証を行う、多要素認証に対応した。PCやスマートフォンなど、認証に利用したいデバイスへあらかじめ認証アプリをインストールしておき、ワンタイムパスワードを生成することで、追加認証を行えるようになる。

 認証アプリとしては、現在、Google Authenticator、Twilio Authy、WinAuth(Windows用)に対応しているとのこと。

ログイン後に認証コード(ワンタイムパスワード)を入力して認証を行う

 また今回は、先行アプリでの更新(登録、更新、削除)やワークフローの承認をトリガーに、後続のアプリと連携してデータの更新を行う、アプリ間データ連携機能が追加された。特定のデータを更新した際に、関連した情報を自動で更新できるので、例えば、商品マスターに商品が新規に登録された際に、単価マスターにも商品情報を新規に登録したり、単価改訂の申請が承認者に決裁されたタイミングで、単価マスターの内容を更新したり、といったことが可能になる。

 なお、今回追加された多要素認証、アプリ間データ連携の両機能は、クラウド版、オンプレミス版の双方で利用可能とのことだ。