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住友電工情報システム、バックアップ機能を強化したExcel業務効率化支援ツール「楽々Webデータベース Ver.3.7.3」

 住友電工情報システム株式会社は4日、Excel業務効率化支援ツール「楽々Webデータベース」の新版「同 Ver.3.7.3」を、3月から提供開始すると発表した。アプリの設定やデータを含むフルバックアップ/リストアの機能を搭載している。

 楽々Webデータベースは、ExcelファイルをWebアプリ化することにより、従来行っていた、Excelファイルの配布・収集・集計といった作業を軽減するソリューション。Webアプリ化によって、最新情報をリアルタイムに共有可能になるため、業務のスピードアップや品質向上などの業務効率化も実現するという。

 当初はクラウドサービスとして提供開始され、2019年10月からは、オンプレミス版の提供も始まったが、今回はオンプレミス版において、アプリの設定情報とデータの両方を一括でバックアップし、リストアを行えるようにする「アプリバックアップ機能」を追加した。

 バックアップは各レコードの画像や添付ファイルデータ、さらにはレコードごとの更新履歴も対象。またバックアップ処理の実行は、ジョブでの自動実行および画面からの手動実行の双方が可能だ。

 住友電工情報システムでは、同機能を利用することで、人的ミスによる誤操作やアプリケーションの不具合などによるデータの喪失リスクに対して、安全な運用を実現できるとアピールしている。

 また今回は、ExcelやCSVのファイルアップロードによる登録・更新時に、アプリに設定されたロジックが動作するようになった。Web APIやメール取り込みによるデータ登録・更新時も、同様に動作対象となる。これにより、例えば、「点数」をもとに合否結果や成績を自動判定するロジックを設定していた場合、アップロードファイルにある「点数」から、結果を自動入力可能になるとのこと。こちらの機能は、オンプレミス/クラウド版双方が対象となる。