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オプテージ、心斎橋データセンター内にコネクティビティエリア「心斎橋POP」を開設

2026年新設の曽根崎データセンターと同等のコネクティビティを提供

 株式会社オプテージは21日、同社の心斎橋データセンター内にコネクティビティエリア「心斎橋POP(Point Of Presence)」を2024年3月29日に新設し、2026年1月運用開始予定の曽根崎データセンターと同等のサービスを提供すると発表した。

 オプテージでは、多くの企業や地方自治体においてDXの取り組みが進み、扱うデータ量が激増する中で、パブリッククラウドとデータセンターを組み合わせて利用する「ハイブリッドクラウド」の活用など、サービス・拠点をまたいだ多くのデータ処理においては、低遅延と接続性が求められていると説明。

 こうした状況から、各種クラウドサービスやIX、同一データセンター内のラック間など、高速かつ多様な接続サービスをそろえた「コネクティビティデータセンター」が注目されており、オプテージでもコネクティビティデータセンターとなる曽根崎データセンターの開発を進めているが、多くの顧客から早期利用の要望があることを受け、曽根崎データセンターに先行して、現在運用中の心斎橋データセンター内に心斎橋POPを新設するとしている。

 心斎橋POPは、関西最大級の通信トラフィックが集中する堂島エリア/心斎橋エリアと近接し、低遅延で安定した接続性を有するロケーションとなり、心斎橋POPと堂島エリア/心斎橋エリア間には、オプテージが保有する信頼性の高い光ファイバーによる冗長ネットワークを構築している。

 心斎橋POPに顧客設備を設置することで、それぞれのエリアの多数のクラウド・IX・ISP事業者との相互接続が短期間で実現できる。オプテージの光ファイバーネットワークを活用し、顧客のニーズに合わせた超高速・広帯域通信サービスを低価格で提供する。

 オプテージでは、心斎橋POPを新規で利用する顧客を対象に、ハウジングサービスなどの月額料金を割り引くキャンペーンを実施する。キャンペーン期間は2024年3月29日~9月30日。