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ソニービズネットワークス、AWS導入・運用支援サービスに予測分析ツールのモデル学習用API連携機能を実装

「マネージドクラウド with AWS」と「Prediction One」を連携

 ソニービズネットワークス株式会社は9月29日、AWSの導入・運用支援サービス「マネージドクラウド with AWS」とAI予測分析ツール「Prediction One」の両製品・サービスにおいて、学習API連携機能を実装したと発表した。これにより、教師データをマネージドクラウド with AWS上にアップロードするだけで、Prediction Oneの予測モデル作成が可能になるという。

連携のbefore(左)、after(右)

 マネージドクラウド with AWSは、AWSの機能や利便性はそのままに、簡単に導入・運用を開始できるよう支援するパッケージサービス。見える化・自動化・セキュリティ強化を軸に独自開発した運用支援ツール「クラウドポータル」と、AWS Direct Connectと直結できるNURO閉域やモバイル閉域接続などのネットワークサービスを通じて、企業のAWS環境の構築・運用を支援する。

 一方のPrediction Oneは、機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても、数クリックの簡単な操作で予測分析を行えるツール。小売業や製造業を中心に、販売予測や需要予測といった用途で利用されている。

 従来、このPrediction Oneで予測モデルを作成する場合は、ユーザーがPrediction Oneに手動でデータをアップロードした後で設定項目を選択する必要があり、予測モデルが作成されるまでに時間を要していたという。また、これらの作業を短縮するために学習API機能が追加されていたが、ユーザーがAPIをコールするシステムを実装する必要があったとのこと。

 そこで今回は、マネージドクラウド with AWSとPrediction OneをAPI連携させることにより、マネージドクラウド with AWSのポータル上で、ユーザーが学習データをAmazon S3に格納すると、自動的に予測モデルの配置が実行され、完了時に通知を受け取れるようにした。これにより、ユーザーが機械学習のプロセスを意識せずに、AIによる予測分析を自社のシステムに容易に連携可能になったとのことだ。

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