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ソニービズネットワークスが「マネージドクラウド with AWS」強化、生成AIを活用した新機能を提供

jobの実行を自動化するカスタマイズAPIのコマンド候補を生成AIが記述

 ソニービズネットワークス株式会社は15日、Amazon Web Services(AWS)の導入・運用支援サービス「マネージドクラウド with AWS」で提供している「マネージドクラウドポータル」を強化し、Amazon Web Services(AWS)の生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用した「セキュリティアラート通知のデプロイおよび管理機能」と「カスタマイズAPI コマンドサジェスト機能」を追加したと発表した。

 マネージドクラウド with AWSは、AWSの導入・運用を簡単に開始できるパッケージサービス。「見える化」「自動化」「セキュリティ強化」を軸に独自開発した運用支援ツール「マネージドクラウドポータル」と、AWS Direct Connectと直結できるNURO閉域やモバイル閉域接続などのネットワークサービスを通じて、AWS環境の構築および運用を支援しているという。

 同サービスでは、脅威を検知した際、Amazon Bedrockを通してAWSのセキュリティアラートを分析し、自然言語で記述したアラートメールを作成して通知する「セキュリティアラート通知設定構築メニュー」を1月から提供開始しているが、ソリューションを構成するAWSのリソース状況が把握しにくい、通知したアラート内容の履歴が確認しにくい、といった課題があったという。

 そこで今回は、マネージドクラウドポータルに「セキュリティアラート通知のデプロイおよび管理機能」を追加。マネージドクラウドポータル上からソリューション構築を自動化し、リソース状況の可視化、アラート内容の履歴管理を行えるようにした。

 一方の「カスタマイズAPI コマンドサジェスト機能」は、APIのコマンドを登録することでjobの実行を自動化する「カスタマイズAPI」機能の利用を支援する機能。

 「カスタマイズAPI」では、コマンドの検索や登録に時間が必要となるほか、AWS SDKコマンドに精通していない利用者にはハードルが高いといった課題があったが、新機能では、実行させたいAWSリソースのjobを選択すると、利用するコマンド候補を生成AIが記述してくれるので、利用者はサジェストされたコマンドを確認し、すぐに実装を行えるとした。