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ソニービズネットワークスがAWS活用の内製化支援を強化、3つのセキュリティサービスを提供

 ソニービズネットワークス株式会社は5日、企業のAmazon Web Services(AWS)運用における内製化サポートを拡大するため、AWSセキュリティサービスのメニューを3つ追加すると発表した。

 1つ目の「セキュリティ強化アカウント発行オプション」は、主に新規でAWSを導入される企業に向けた伴走支援メニューで、AWSセキュリティベストプラクティスに準拠したAWSアカウントを発行する初期オプション。AWSのセキュリティフレームワークベンチマークスコア99%での納品や、推奨AWSセキュリティサービスをまとめて有効化するなど、初めてAWSを導入する企業などに対して、トータルなサポートご提供するという。

 2つ目の「AWS環境セキュリティアセスメントオプション」では、AWSが提供するクラウドセキュリティ体制管理サービス「AWS Security Hub」を用いて、利用企業の環境を診断し、その診断結果を基にアセスメントを提供する。具体的には、診断結果を「すぐに対処するべきリスク」「将来的に検討すべきリスク」などの緊急度別に整理し、具体的な対処方法や改善策を提示するとした。

 また、エンジニアが直接質問を受け、疑問点や不明点を解消するほか、利用企業の環境に合わせたベストプラクティス運用、設定に関する提案なども行い、企業が自らセキュリティ運用できる体制構築をサポートするとしている。

 最後の「セキュリティ監視サポート」は、AWSアカウントへの侵害やリソースの公開を、24時間365日体制で能動的に監視し、切り分け、分析・調査、一次対応を実施するもの。新しくAWSを導入する企業はもちろん、既に導入済みの企業も対象とする。

 なおAWSでは、AWSに対する知見・経験を持ち、利用企業の内製化を支援するためのソリューションを持ったパートナーを、日本独自に「内製化支援推進 AWS パートナー」として認定しており、ソニービズネットワークスもこの認定を受けているとのことだ。