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住友電工情報システム、ER図編集機能を強化したローコード開発基盤「楽々Framework3 Ver.3.1」

 住友電工情報システム株式会社は8月31日、ローコード開発プラットフォーム「楽々Framework3」において、操作性の向上などを行った新版「同 Ver.3.1」を販売開始したと発表した。

 楽々Framework3は、楽々Framework3は、部品組み立て型の純国産ローコード開発プラットフォーム。業務にそのまま使用できる豊富な部品群を持ち、視覚的に部品を組み合わせることで、Webアプリケーションをノンプログラミングで開発できるという。

 今回の新版では、まず、データモデリングで利用されるER図(Entity Relationship Diagram)の編集機能を強化した。従来のER図編集は、全体を俯瞰(ふかん)してレイアウトを見やすく調整するための機能だったが、今回は、モデリング経験の浅い利用者でも、より直感的な操作で設計を進められるよう、ER図編集内容に連動してテーブル定義情報(FD)を更新するように仕様変更を行った。これにより、ER図を編集して作成したテーブル設計をテーブル定義情報(FD)へ転記する作業が不要となり、データベースへの迅速な実装が可能になったとのこと。

ER図サンプル

 このほか、ユーザーID・パスワードでのログイン後に、時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP:Time-based One-time Password)で認証を行う機能を追加した。専用のデバイスを導入することなく、スマートフォンの認証アプリを用いたセキュリティの強化を行えるとしている。