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サントリーシステムテクノロジー、ローコード開発基盤「楽々Framework3」で開発工数の削減を実現

 住友電工情報システム株式会社は13日、サントリーシステムテクノロジー株式会社が、ローコード開発プラットフォーム「楽々Framework3」を導入し、システム開発を標準化したと発表した。

 サントリーグループの情報システムを担当しているサントリーシステムテクノロジーでは、既存業務の開発工数を削減するため、新たな開発フレームワークの導入を決定。カスタマイズ性、GUIの充実、グループのシステム環境との親和性など、複数の項目で4製品の比較検討を行った結果、最も高い評価を得た楽々Framework3の導入を決めた。

 その決め手として、サントリーシステムテクノロジーでは、開発工数の大幅な短縮が期待できたことを挙げた。楽々Framework3はノーコードで画面作成が可能なほか、仕様書の自動生成など、開発の生産性向上を実現する各種機能を備えており、導入に先立って、その導入効果を中規模以上のシステム開発で検証したところ、開発工数の16%短縮が見込める検証結果だったという。

 同社では実際に楽々Framework3を導入した後、同製品を使った開発方法の標準化を通じて、開発工数を平均で約13%の短縮を実現。マスタメンテ画面の開発に限れば、開発工数は約25%短縮されており、当初の目標であった、既存業務の負担軽減が大幅に推進されたとした。

 さらに、サントリーグループ全体の社内業務のペーパーレス化を推進するプロジェクトにおいても、楽々Framework3が活用された。このプロジェクトは、社内業務のペーパーレス化を推進するため、契約書の作成から社内稟議(りんぎ)、捺印、文書管理、支払いといった一連の業務を、すべてオンライン化するもので、100人月を超える規模だったが、事前の想定より約20人月の工数を削減して、予定のスケジュールよりも1カ月以上早く完了させることができたという。

 同プロジェクトにより、サントリーグループでは紙の契約書の電子化や文書管理のための捺印簿の廃止を推進。契約書の紙代、印紙代、郵送代の削減、年間10万時間超の業務削減が実現できたほか、ペーパーレス化により、国内グループ社員約1万人の在宅勤務を可能にし、コロナ禍への速やかな対応を実現したとしている。