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「freee人事労務」と「SmartHR」間で年末調整データを連携させるアプリを10月に提供

 freee株式会社と株式会社SmartHRは29日、freeeのクラウド型人事労務ソフトウェア「freee人事労務」と、SmartHRのクラウド型人事労務ソフトウェア「SmartHR」との間で、年末調整におけるデータ連携を可能にするアプリケーション「freee人事労務 年末調整連携 by Anyflow Embed」(以下、年末調整連携アプリ)を発表した。10月下旬に、それぞれのアプリストア(freeeアプリストア、SmartHR Plus β版)にて公開される予定。

 SmartHRとfreee人事労務との間で年末調整データの連携を行う場合、従来は、従業員がSmartHRで行った年末調整結果を、人事・労務担当者がCSVファイルでダウンロードし、連携用のデータに変換してfreee人事労務側に取り込むといった手作業が必要だったという。

 しかし今回提供される「年末調整連携アプリ」を利用すると、人事・労務担当者がSmartHR上で従業員から年末調整に関する情報を収集した後、SmartHRのIDとパスワードを利用して「年末調整連携アプリ」にログインし、社員番号と従業員情報を突合して、SmartHRの年末調整データをfreee人事労務へ連携できるようになる。これにより、従来行っていたデータ転記作業が不要となり、人手を介すことなく正確性や安全性を担保したデータ連携が可能になるとのこと。

 さらに、データ連携の実行履歴から実行日時やエラーの確認もできるため、膨大なデータを扱う年末調整時の確実な業務遂行にも貢献するとしている。