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BIPROGYとユニアデックス、Azure OpenAI Service導入支援サービスを提供 生成AIの効率的な業務利用を支援

 BIPROGYグループのBIPROGY株式会社とユニアデックス株式会社は9日、情報管理統制を高めることで利用企業の負担を低減し、効率的にChatGPTの業務利用が行える環境を構築するサービス「Azure OpenAI Service スターターセット Plus」を提供開始すると発表した。

 Azure OpenAI Service スターターセット Plusは、日本マイクロソフトのAIサービスであるAzure OpenAI Serviceを活用したセキュアな生成AI環境構築と、利用企業の生成AI活用シナリオの作成を伴走型で支援するもの。

 BIPROGYグループの持つ25年以上の自然言語処理技術経験と、日本マイクロソフトとのパートナーシップに基づくMicrosoft Azureの利用支援サービスを活用しており、Azure OpenAI Serviceをさまざまな利用環境に合わせて活用するための、情報管理統制や利用履歴分析、利用促進のための拡張機能を提供し、エンタープライズシステムと連携した運用を可能にするという。

 なおすでに、先行事例として、石川県「令和5年度石川県デジタル化推進会議運営支援業務」や、ポールトゥウィン株式会社で採用されているとのこと。前者では、行政事務におけるChatGPTの活用に向けたトライアルとして、県と県内市町で構成される推進会議で、生成AIの課題や活用シナリオをともに検討しているほか、後者では、業務効率化に向けたDX施策のトライアルとして採用。同社の主要な提供サービスや社内業務への生成AIカスタマイズ活用により、各作業の品質担保と業務効率化を目指すとのことだ。