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グレープシティ、Excel互換機能を強化したJavaScriptライブラリ「SpreadJS V16.1J」を提供

 グレープシティ株式会社は22日、JavaScriptライブラリ「SpreadJS」の新バージョン「V16.1J」を7月5日にリリースすると発表した。

 SpreadJSは、WebアプリケーションでExcelライクなUIを実現するJavaScriptライブラリ。フィルタや表計算関数など多数のExcel互換機能を備えるほか、SpreadJS独自の機能も搭載し、システム利用者になじみのある外観と操作性を兼ね備えた、高機能なWebアプリケーションの開発を支援する。

 新バージョンでは、「シート保護のパスワード設定」「ゲージチャートの作成」「ゼロ(0)値の空表示」など、多くのExcel互換機能を追加した。シート保護のパスワード設定は、シートを保護する場合にExcelと同様にパスワードを設定できるようになり、保護設定を行ったシート上で制限する操作の細かな設定もできる。ゲージチャートは、データ範囲に現在の値を量的に表現したい場合に便利な機能で、Excelで作成したゲージチャートのインポートもサポートする。

 また、セルに入力するパターンを正規表現で定義する、マスク入力ができるようになった。ID番号、電話番号、郵便番号、メールアドレス、日付などの定型書式を設定することで、ユーザーによる無効なデータ入力を抑止できる。

 SpreadJSは年間サブスクリプション方式の販売となり、初年度の費用は1開発ライセンスが16万5000円(税込)、1配布ライセンス(1ドメイン)が66万円(税込)。