ニュース

メシウスのJavaScriptライブラリ「SpreadJS V18.1J」、ExcelライクなリボンUIコンポーネントを約30%軽量化

「最近使用した操作」などを表示できるコマンドパレット機能も提供

 メシウス株式会社は、WebアプリケーションでMicrosoft ExcelライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ「SpreadJS」において、新版「同 V18.1J」を7月2日にリリースすると発表した。

 SpreadJSは、WebアプリケーションでExcelライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ。フィルタや表計算関数など、多数のExcel互換機能を備えるほか、SpreadJS独自の機能も搭載し、システム利用者になじみのある外観と操作性を兼ね備えたWebアプリケーションの開発を支援するという。

 今回の新版では、Excelのようなリボン形式のメニューを実現できる機能「リボンコンテナ」をリファクタリングし、機能実行に必要なランタイムファイルのサイズを、前バージョン「V18J」から約30%軽量化した。これにより、リボンコンテナを組み込んだWebアプリケーションの読み込み時間を短縮できるとのこと。

 また、Excelに搭載されている操作アシスト機能のように、「最近使用した操作」や「おすすめの操作」を表示できる機能「コマンドパレット」を追加した。Webアプリケーションの利用者がよく使う機能に素早くアクセスできるため、アプリケーションの操作性・作業効率の向上に寄与するとのこと。

 加えて今回は、データベースから取得したデータを用いてチャートを生成する「データチャート」、およびExcel互換の「チャート」についても多数の機能強化を実施した。従来、ソースコードで設定が必要だったデータチャートのカテゴリ軸の書式と表示単位を、デザイナから設定できるようにしたほか、チャートでは、バブルチャートのバブルの倍率を設定することで、サイズを拡大・縮小できるようにしている。

データチャートにおける、カテゴリ軸の書式設定・表示単位の設定