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UCCホールディングス、Oracle Fusion Cloud ERPなどを採用しサプライチェーンデータの一元化・可視化を実現へ

 日本オラクル株式会社は13日、UCCホールディングス株式会社が、需給・製造・在庫・出荷といったサプライチェーンデータの一元化・可視化を目的に、「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」を採用と発表した。

 コーヒーに関わるすべてのバリューチェーンをグローバルに展開しているUCCグループでは、コーヒーを取り巻く環境の大きな変化への対応、また近年加速するビジネスのグローバルシフトやサービス変革など、事業環境の変化に対応することが求められていたほか、アプリケーションごとに散在したデータに起因する需給計画の問題、パートナーを含めた在庫管理の問題などを抱えていたという。

 そこで、こうした課題を解決するために複数のソリューションを比較。その上で、今後のグループ全体が目指す変革に適合するプラットフォームとして、Oracle Fusion Cloud Applications Suiteのコンポーネントである「Oracle Cloud ERP」「Oracle Cloud EPM」「Oracle Cloud SCM」を選択した。

 選定にあたっては、SaaSの持つ標準プロセスを活用する標準化領域と、戦略的な差別化領域を、単一のクラウド基盤上で疎結合なシステムとして構築できる点や、業務領域・拠点ごとに柔軟なシステム導入・拡張ができ、変化への対応力が高い点、ビジネス・プロセス全体を横断した業務の連携とデータの一元化を実現できる点が評価されたとのこと。