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日本オラクル、サステナビリティへの取り組みを効率的に測定・管理できる「Oracle Cloud EPM for Sustainability」

 日本オラクル株式会社は8日、経営管理ソリューション「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(EPM)」において、サステナビリティへの取り組みを効率的に測定・管理できる「Oracle Cloud EPM for Sustainability」を提供すると発表した。

 Oracle Cloud EPM for Sustainabilityは、サステナビリティへの取り組みを効率的に測定・管理できるソリューション。さまざまな企業内システムやビジネスパートナーとの直接接続と、ファイルベースのアップロードにより、企業が異なるデータソースを統合して、International Financial Reporting(FRS)やGlobal Reporting Initiative(GRI)の基準を満たせるように支援する機能を備えている。例えば、エネルギー使用量、車両走行距離、調達データ、その他の該当するデータソースを調整し、関連するフレームワークや基準の要件を満たせるという。

 さらに、すべてのデータを確実に取得するのに役立つプロセス管理ツールを備えており、計算の明確性が向上するだけでなく、エラーの特定と不一致の調整も可能になるとした。

 またシナリオ・モデリング機能により、シナリオを無制限に同時実行して、最適な方向性を決定することが可能。各イニシアティブのリスクと機会をより深く理解することで、スマートな意思決定を支援し、より大きな影響を与えられるようになるとしている。

 このほか、異常や差異に関する自動アラートを提供するパターン認識機能、ユーザーがセキュアな方法でデータを掘り下げられるセルフサービス機能、組織は進捗状況を監視し、タイムリーに是正措置を講じられる専用のダッシュボードと自動分析機能なども備えた。

 加えて、将来の業績を予測して検証可能にするプレディクティブ・プランニング、関連するレポーティング基準にデータを準拠させることが可能な、ビジネスリーダー向けのナラティブ・レポーティング機能を利用できる。