ニュース

NECネッツエスアイ、営業DXサービス「Sansan」をLGWAN-ASPサービスとして3月より自治体向けに提供

 NECネッツエスアイ株式会社とSansan株式会社は7日、名刺管理を中核としたSansanのクラウドサービス「Sansan」を、自治体向けのLGWAN-ASPサービス「Sansan セキュアアクセスサービス for LGWAN」として、NECネッツエスアイが提供すると発表した。3月の提供開始を予定している。

 Sansanは、標準搭載された100万件を超える企業情報に、名刺やメール、ウェブフォームから蓄積した接点情報を組み合わせ、ユーザー独自のデータベースを構築できる営業DX(デジタルトランスフォーメーション)サービス。このデータベースを組織で共有・可視化することで、業務の生産性向上や場所にとらわれない働き方の実現を後押しするという。

 また公共機関においても、経済産業省や北九州市役所をはじめ、すでに16の官公庁や自治体が採用しているとのこと。

 NECネッツエスアイでは、このSansanを、セキュアなLGWANネットワークで利用できるLGWAN-ASPサービスとして提供。名刺をデジタル化された情報資産に転換するとともに、それらの共有を可能にすることによって、職員同士のチームワーキングの促進と、自治体・地域事業者間の情報連携の促進に貢献するとした。

 また今回の取り組みを契機に、DX導入の障壁となる「紙資料」の管理・収納や押印対応などを効率化するクラウドサービス、ソリューションを拡充し、自治体のペーパーレス化を加速するとしている。