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NECネッツエスアイが自治体向けソリューションを拡充、セキュアにパブリッククラウドを利用できるサービスを提供へ

 NECネッツエスアイ株式会社は25日、クラウドストレージを中核としたコンテンツ管理基盤「Box」をJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)のアプリケーションサービスとして登録したと発表した。また今回の登録に際して、自治体が容易にパブリッククラウドを利用できる仕組みを構築しており、LGWAN-ASPセキュリティ基盤から提供するクラウドサービスの第1弾として、「LGWAN-ASPのBox利用サービス」を6月より提供開始する。

 NECネッツエスアイでは、自治体におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速を目的に、2021年6月からLGWAN-ASPサービス事業へ参入。同年12月には、リモートデスクトップサービス「リモートデスクトップ for LGWAN」の提供を開始している。

 今回はBOXをLGWAN-ASPサービスへ登録したことにより、自治体の効率性・利便性の向上とセキュリティ確保を両立させ、パブリッククラウドとLGWAN-ASPサービスの接続を確立したという。また今後は、SlackやDocuSignなど、Box以外のクラウドサービスの拡充を図るとのこと。

 なおNECネッツエスアイでは、自社実践で培った働き方改革のノウハウを自治体に展開するとともに、各種クラウドサービスの利用状況を分析して得られるデータをもとにした、新たな価値の創出・提案を通じ、自治体のDX化に貢献していくとアピールしている。

NECネッツエスアイのパブリッククラウド提供イメージ