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トランスコスモス、チャネル横断でVOCを一元的に収集・分析できるダッシュボード「Insight BI」を提供

 トランスコスモス株式会社は13日、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するTCI-DXサービスに、部門などを横断してデータを統合・可視化することで、CX(顧客体験)の最適化を可能にするダッシュボード「Insight BI」を追加したと発表した。

 Insight BIは、カスタマージャーニーにおける顧客接点チャネルで発生する、WebやSNSでの行動データ、電話やチャットでの問い合わせデータといったオペレーショナルデータを自動で統合可能なダッシュボード。

 チャネル横断でVOC(Voice of Customer)を一元化し、あらゆる年代属性のユーザーの生の声を網羅的に収集・分析できるため、製品改良やWebサイト、Web広告訴求への活用が加速するという。また、顧客体験やコスト収益観点で各チャネルのKPIを横断管理可能になるので、CX(顧客体験)の最適化を支援できるとのこと。

 なお、2022年4月より日本生活協同組合連合会と実施している取り組みでは、全体チャネルの傾向を踏まえた分析・全体最適化を実現していくために、電話やチャット、SNS、Web FAQから発生する定量データ(問い合わせ、閲覧件数など)、定性データ(VOCなど)を、顧客情報を除去した状態でInsight BIに統合。レポート作成の自動化によって工数を70%削減できたほか、全体横断施策から問い合わせ導線改善をすることにより、呼量最適化を実現したとしている。