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SCSK、データドリブン経営の支援に向けデータ統合・管理ソリューション「Denodo Platform」を提供

SCSK株式会社は25日、Denodo Technologies株式会社(以下、Denodo)と、データ統合・管理ソリューション「Denodo Platform」の代理店契約を締結したと発表した。

 SCSKでは、DXの推進において欠かせないキーワードの一つとして、データドリブン経営が挙げられており、データドリブン経営の推進には、多様で膨大なデータの中から有益な情報を見つけ出し、経営やマーケティング施策、商品開発など意思決定に生かしていくことが必要だと説明。そのために、あらゆるデータをコピーすることなくオンデマンドで統合でき、セキュリティとガバナンスに対して優れた制御機能を備える「データ仮想化」が注目されているとして、堅牢なデータ統合基盤のDenodo Platformを提供することで、顧客のデータドリブン経営を支援していくとしている。

 Denodo Platformは、データ仮想化技術を活用して、オンプレミスやクラウドなどに散在している多種多様なデータを、それぞれの環境に置いたまま仮想統合、一元管理するデータ統合・管理プラットフォーム。データを準備する時間の短縮化が図れ、ビジネスにおける迅速な意思決定を可能にする。

 SCSKでは、Denodo Platformに加えて、BIツールやAIツールと組み合わせたサービスの提供が可能で、サポート専用Webサイトによる日本語でのサポートや、問い合わせに対するFAQなど、Denodo Platformをより便利に安心して利用するための情報を随時提供すると説明。顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を、データ基盤の提供を通じて支援し、2025年度までに約5億円の売り上げを目指すとしている。

「Denodo Platform」機能概要