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Cogent Labs、AI-OCR「SmartRead」のオンプレミス版を提供 セキュアな環境でのデータ化業務を支援

 株式会社Cogent Labsは7日、さまざまなドキュメント処理を自動化するIDP(Intelligent Document Processing:高度文書処理)ソリューション「SmartRead」のオンプレミス版として、「SmartRead On-Premises」を提供開始すると発表した。

 AI-OCRでも、クラウド型でのサービス提供・利用が増えているが、個人情報等を取り扱う企業においてはセキュリティポリシーまたはリスク低減の観点から、クラウドサービスの利用が難しいケースがあり、SmartReadの前身のAI-OCRサービス「Tegaki」においてもオンプレミス版を提供してきた。

 今回発表されたSmartRead On-Premisesも、クラウド版として提供されているSmartReadを、社外ネットワークにつながらない閉域網で利用可能にするソリューションで、クラウド版のSmartReadと同等の機能・UI(ユーザーインターフェイス)をオンプレミス版でもWebブラウザから利用できるという。

 また、AIを利用する際はGPUが求められるケースが多く、かつパフォーマンスの見積もりやハードウェアの選定も難しい状況というが、SmartRead On-PremisesはGPUを必要とせず、企業が所有しているプライベートクラウドや仮想環境にも導入可能のため、既存リソースの有効活用を行えるとした。

 加えて、大量の文書処理でも高いパフォーマンスを提供できる点も特徴で、1秒間に最大100要求の受け付けが可能。大量の文書処理が求められる利用シーンでも高いパフォーマンスを維持できるとしている・

 なお、利用料金はサブスクリプション方式となる。価格は個別見積もり。