ニュース

RPAテクノロジーズのサーバー型RPAツール「BizRobo! Basic」、端末操作ツールなどを機能強化した新版を2022年秋に提供

 RPAテクノロジーズ株式会社は17日、サーバー型RPAツール「BizRobo! Basic」の新版「同 v11.3.0.2」を2022年秋より提供開始すると発表した。

 BizRobo! Basicは、ソフトウェアロボットによって業務を自動化するサーバー型RPAツール。今回発表された新版では、まず、端末操作ツールのDesktop Automation(以下、DA)が機能強化される。例えば、組み込みExcelドライバーのBuilt in Excel機能においてさまざまなステップが追加され、従来よりもロボットが実行できる操作の幅が広がったという。

 ほかにも、DAロボット内の検索機能、エラー発生時の調査に役立つジャンプ機能、画像一致のあいまい検索機能、従来製品よりも容易にメール連携を行う機能など、開発者向け、運用者向けの両面で機能追加や改善が行われている。

Built in Excelの機能強化
DAロボットの検索機能

 また総合管理ツールのManagement Console(以下、MC)では、ロボットの仕様書をドキュメントとして生成可能になった。統一されたフォーマットでロボットのフローや属性を確認でき、開発記録として役立てられるほか、設計者・開発者のレビュー用としても利用できるとのこと。

 加えて、MCのスケジュールのCron対応や、各種一覧画面のテーブル表示、ソートのカスタマイズなど、利便性が向上。作成したロボットの仕様について、従来製品に比べて簡単に共有できるようになったとしている。

ロボット仕様書のドキュメント生成機能

 このほか、ロボット実行アプリであるKappletでは、ユーザーが自由に作成可能なスケジュール機能が復活した。v10.Xを利用中のユーザーも、Kappletをそのまま移行してスケジュールを利用できるとのことだ。

Kappletのスケジュール作成機能