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Sansan、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」に名刺の一括取り込み機能を追加

Excelや他の名刺管理サービスで管理していた名刺情報を一括して取り込み可能

 Sansan株式会社は、キャリアプロフィールアプリ「Eight」のラインアップである中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」において、Eight外で管理していた名刺情報の取り込みを可能にする機能を提供すると発表した。

 Eightは、名刺管理機能を中核としたキャリアプロフィールアプリ。名刺をスキャンするだけで、これまで培ってきた人脈やスキル、職歴などを中心に、自らのキャリアプロフィールを自動で作成できるという。Eight Teamはその1ラインアップで、各個人が持つ名刺情報をチーム内で共有可能にしており、業務効率化や営業機会の創出を支援している。

 従来、Eightに名情情報を登録するには、アプリをインストールしたスマートフォンで名刺を撮影したり、専用スキャナーで名刺をスキャンしたりする必要があったが、今回の新機能では、Excel等のデータファイルや、Eight以外の名刺管理サービスで管理していた名刺情報を一括してEightに取り込み、チームで共有できるようになった。

 名刺データを取り込むには、まず、PC版のEightから名刺情報を取り込むページを開き、指定のテンプレートファイルをダウンロードして、そのファイルに会社名や氏名、連絡先などの名刺情報を入力する。次に、名刺情報を入力したテンプレートファイルをEightにアップロードすると、操作を行ったユーザーの所有名刺としてEightに取り込まれるほか、チームにも共有されるため、メンバーは登録された名刺情報を検索・閲覧できるようになるとのこと。

 1回のアップロードでは名刺1万枚までの情報を取り込み可能。また、テンプレートファイルの名刺交換日に入力した日付で登録されるため、いつ交換したものかも確認可能とした。

 なお、この方法で取り込んだ名刺情報は、簡易的な名刺画像としての登録のみ行う仕様となるため、ユーザー同士がEight上でつながることはなく、Eightへの招待を送ることもできない。