大企業向け業務支援サービス「TeamSpiritEX」、LINEのAI-OCRサービス「CLOVA OCR」と連携

　株式会社チームスピリットは2日、LINE株式会社のAI-OCRサービス「CLOVA OCR」と大企業向けクラウド型業務支援サービス「TeamSpiritEX」の経費精算機能が自動連携を開始したと発表した。

　TeamSpirit EXは、同社のフラグシップサービスである「TeamSpirit」と同様、勤怠管理、経費精算、工数管理といった機能を備えながら、大企業の利用ニーズに応え、システム管理者の負担軽減に関する仕組みを備えたクラウドサービス。

　一方のCLOVA OCRは、書類や画像に記載された文字・文章をテキストデータへ変換するサービスである。

　今回はTeamSpirit EXの経費精算機能において、請求書・領収書などの添付ファイルをアップロードすると同時に、バックグラウンドでCLOVA OCRと連携し、精算に必要な情報（日付や金額等）を高精度で読み取るOCR機能を提供開始する。これにより、例えばタクシー利用や備品購入等、手書きを含む領収書で経費精算を行う必要のある全社員・部門の作業負担と作業時間を軽減できるとのこと。

　今後は、TeamSpirit EXのシーズンアップデートを通じて、OCRの対象項目の追加や、経費申請時の入力時間を削減する機能の拡充等、UI・UXの改善を推進するとしている。