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NEC、Microsoft 365の導入・運用・活用を支援するAvePoint製品を販売開始

 日本電気株式会社(以下、NEC)は27日、AvePoint Japan株式会社 (以下、AvePoint)と再販契約を結び、AvePoint製品およびサービスを7月に販売開始すると発表した。

 AvePointは、Microsoft 365の導入から運用管理・データの保護にいたるまで、Microsoft 365をより簡単、安全、便利に利用できるソリューションを提供している。

 NECは、約300社、約100万ユーザーのOffice 365およびMicrosoft 365の導入実績があり、その経験から培われたノウハウを生かして、Microsoft 365の導入・設計・運用・セキュリティ対策・利活用促進などの支援を行うサービスを展開している。

 NECでは、このサービスラインアップにAvePoint製品を加えるとともに、AvePointとのパートナー関係のもと、サービスの導入・サポート体制を構築し、安心かつ迅速に製品・サービスの提供を行っていくとしている。

 提携により提供する製品・サービスのうち、「FLY」は、ファイルサーバーや他のクラウドサービスなど、あらゆるシステムからMicrosoft 365への移行を実現する。複雑な移行作業も、FLYが提供するシンプルな3ステップ(移行前スキャン・データ移行・モニタリング)により、移行漏れの防止、権限マッピング、大容量データの高速移行が可能となる。

 「Cloud Governance」は、Microsoft 365の運用で課題となるチームへの統一ポリシーの適用や、アクセス権管理や利用状況の監視といった運用タスクに対し、コストを低減しながら統制のとれたチーム管理ソリューションを提供する。

 「Cloud Backup」は、クラウド上のデータを定期的にバックアップし、ランサムウェアや誤操作によるデータロス、訴訟ホールドなどへの対策を可能にする。リストア単位は全体から、最小単位(ファイルやメール単位)まで、状況に合わせて対応できる。

 「Office Connect」は、SharePointに対するエクスプローラーライクなUIの提供や、OutlookとSharePointの連携機能を提供し、エンドユーザーのMicrosoft 365利活用を促進する。

 このほかにもさまざまなソリューションを提供し、Microsoft 365のあらゆるフェーズの課題を解決するとしている。