ニュース
AvePoint Japan、Microsoft 365と連携するファイル外部共有ソリューション「DenshoBako」を本格提供
2025年7月16日 14:22
AvePoint Japan株式会社は16日、Microsoft 365と連携したファイルの外部共有ソリューション「DenshoBako（でんしょばこ）」を本格提供すると発表した。
AvePoint Japanでは、Microsoft 365のユーザー企業を支援する中で、営業部門やバックオフィス部門における「外部とのファイル共有」という悩みを相談される機会が多くあったと説明。Microsoft 365に標準で備わっている外部共有機能は、部署ごとに細かな設定ができないなど管理面で課題があり、一方でサードパーティ製のクラウドストレージやファイル転送サービスでは、コストや運用面でのハードルがあったという。
そこで、日本市場に特化した新たな製品シリーズの第一弾として、Microsoft 365とシームレスに連携し、誰でも簡単・安全にファイル共有ができる製品「DenshoBako」を本格的に提供開始する。DenshoBakoは、AvePoint Japanが日本で企画・設計・デザインを行った初のソリューションで、グローバルITベンダーとしての技術資産と、日本でのビジネスで培った顧客理解を融合させることで、使いやすさと機能を両立させた。
DenshoBakoは、OneDrive、SharePoint Online、Microsoft TeamsなどのMicrosoft 365環境とシームレスに連携する。ファイルを別のサービスにアップロードする手間なく、Microsoft 365のインターフェイスから直接、安全にファイル共有ができる。
送付したファイルは、「いつ」「どのように」開かれたかが可視化される。開封・未読が一目で分かることで、適切な顧客フォローが可能になり、非効率なアプローチを減らせるとしている。初めての人でもすぐに利用できる、シンプルで直感的なインターフェイスを採用し、営業・バックオフィス現場だけでなく、IT部門の負担軽減にもつながる。
セキュリティについては、ISMSやSOC2認証を取得済みで、政府クラウド認証制度のISMAPについても現在取得を申請中。シングルサインオンやアクセス制御機能も備え、セキュリティ要件の高い業界でも安心して導入できる。
価格は、1ユーザーあたり月額500円（10ユーザーから）で、ファイルの外部共有業務が多い部署でも導入できるとしている。
