NEC、社内コミュニケーションを活性化させるクラウド型社内ポータル「LumApps」を販売

　日本電気株式会社（以下、NEC）は8日、LumApps株式会社と再販契約を結び、同社のクラウド型社内ポータルソリューション「LumApps（ルムアップス）」を販売開始すると発表した。従業員に合わせた情報を届けることでコミュニケーションを活性化し、組織の生産性を高められるとしている。

　「LumApps」は、全従業員のコミュニケーションや情報共有のハブとして活用できる次世代社内ポータル。Microsoft 365やGoogle Workspaceのグループウェアと連携し、LumAppsのメニューから従業員のメールやカレンダー、ビデオ会議などのアプリケーションを直接開けるほか、「いいね！」や「シェア」「コメント」などのSNS機能を備えたポータルサイトを構築できるので、従業員間の横のつながりやノウハウの共有を促進し、コミュニケーションの活性化を支援するという。

　また、関係するメンバーに限定した情報表示や権限付与の機能により、グループ会社、部署、職位などの従業員の属性に応じて、社内向けニュースなどのコンテンツを配信可能。配信にあたっては、さまざまな機能のウィジェットとテンプレートを組み合わせて文章を入力することで、ソースコードを記述せず、見栄えの良いWebコンテンツを直感的に作成できる「カスタムコンテンツ」機能を利用できるとした。

　さらに、クラウドサービスであるため専用のサーバーは不要。最新の機能が随時追加されるとともに、グループウェア側のユーザー管理機能と連動することでセキュリティも担保でき、導入や運用管理の負担を軽減するとしている。

　なおNECでは、Microsoft 365の導入・設計・運用・セキュリティ対策・利活用促進等の支援を行うサービス「NEC 365」のサービスラインアップに、「LumApps」を追加したとのこと。