ニュース

Red Hat、OpenShift上のアプリケーション開発基盤「Red Hat Application Foundations」を発表

 米Red Hatは現地時間4月25日、Red Hat OpenShiftに配備されるアプリケーションサービスの基盤となる「Red Hat Application Foundations」を発表した。

 Red Hat Application Foundationsは、コンテナ環境で動作するクラウドネイティブなアプリケーションに必要な機能群と、それらのアプリケーションが外部システムやクラウドサービスにも簡単に接続できるよう設計された包括的なソリューション。

 OpenShiftに設計・最適化されており、開発者によるクラウドネイティブアプリケーションパターンの適用や、顧客へのアプリケーションの迅速な提供に必要な主なアプリケーションサービス、コンポーネントを備える。必要なツールがセットで提供されるため、複雑さが異なるアプリケーションであっても、開発者はクラウドネイティブなアプリケーションを、簡単に作成・外部システムと統合でき、ハイブリッドクラウド環境全体で効率的かつスケーラブルに配備を実現するとしている。

 また、Red Hat Application Foundationsは、主要なアプリケーション・サービスを備えたツールボックスとして、データストリーミングサービスや、API管理、サービス接続、軽量ランタイムおよびフレームワークなど、即時に実装可能なコンポーネントを開発者に提供する。これにより、開発チームは、スケーラビリティ、アジリティならびに拡張性をアプリケーションに与えた上で、システム全体のモダナイズを行えるとしている。