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D-Link、Wi-Fi 6 4×4に対応したアクセスポイント「DAP-X2850」 統合管理機能にも対応予定

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は22日、Wi-Fi 6に対応した無線LANアクセスポイント「DAP-X2850」を販売開始すると発表した。価格は8万8800円(税別)。

 DAP-X2850は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、2.4GHz/5GHzのデュアルバンドを同時利用可能なアクセスポイント。内蔵型の送受信アンテナを4本ずつ搭載し、最大2402Mbps(5GHz帯、2.4GHz帯では最大1147Mbps)の高速通信を行えるほか、複数ユーザーが同時通信を行えるOFDMAや、アップリンク/ダウンリンクMU-MIMOなども利用可能なため、企業内で増加するWi-Fi端末の通信を安定して処理できるという。

 また、基本的なワイヤレスセキュリティ機能の実装とRADIUSサーバー認証のサポートによって、安全なワイヤレスネットワークを実現できる点も特徴。無線LAN暗号化規格のWPA3およびWPA/WPA2に対応しており、不正アクセスポイントの検知やMACアドレス/IPのフィルタリングも行える。

 SSIDは最大16個まで設定でき、クライアントパーティション機能によってクライアント間の通信制限にも対応する。

 有線LANのインターフェイスはPoE受電対応の2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1ポート、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1ポートを搭載した。

 設定はWeb GUIから行え、将来的には統合管理ソフトウェア「Nuclias Connect」からの集中管理にも対応する予定。