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D-Link、IP68の防塵・防水機能を備えた屋外用アクセスポイント「DAP-3666」

マイナス30℃~60℃の環境に設置可能

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は23日、IEEE 802.11ac Wave 2(2×2)の無線LAN規格に対応した屋外用無線LANアクセスポイント「DAP-3666」を、同日より販売開始すると発表した。価格は6万3800円(税別)。

 DPA-3666は、IP68規格の防塵・防水性能に加え、マイナス30℃~60℃という広い温度帯で動作可能な屋外用アクセスポイント。本来であればアクセスポイントにとって過酷な、中小企業の倉庫や工場といった場所でも、安定したWi-Fi環境を提供できるという。

 有線LANインターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×2を搭載し、うち1ポートはPoE受電が可能。無線LANの通信規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac(Wave 2)に対応しており、5GHz帯で最大866.7Mbps(2.4GHz帯では最大300Mbps)の転送速度を持つ。

 暗号化はWPA2とWPA3 Personalに対応するほか、基本的なワイヤレスセキュリティ機能の実装とRADIUSサーバー認証のサポートにより、安全なワイヤレスネットワークを実現できるとのこと。また、不正アクセスポイントの検知やMACアドレス/IPのフィルタリングにも対応し、クライアントパーティション機能によって、クライアント間の通信制限も行える。また、SSIDは最大16個まで設定可能だ。

 管理面では、無料で利用できるネットワーク集中管理ソフトウェア「Nuclias Connect」に対応しており、サーバーにNuclias Connectをインストールするソフトウェア型、別売りのハードウェア「DNH-100」を利用するアプライアンス型の2種類から形態を選択できるとのこと。