D-Link、中小規模法人向けWi-Fi 6アクセスポイント「DAP-X2810」

　ディーリンクジャパン株式会社（以下、D-Link）は7日、Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）に対応した中小規模法人向け無線LANアクセスポイント「DAP-X2810」を、同日より販売開始すると発表した。価格は4万9800円（税別）。

　DAP-X2810は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax規格に対応し、2.4GHz帯/5GHz帯の同時利用に対応した法人向けアクセスポイント。2×2 MIMOをサポートしており、5GHz帯で最大1201MHz、2.4GHz帯で最大573.5Mbpsの無線LAN通信を行うことができる。また、多台数のクライアントの同時通信を実現するOFDMAやMU-MIMOにも対応し、多数の端末からの通信を安定して処理できるとした。

DAP-X2810

　セキュリティ機能としては、WPA3/WPA2/WPAといった無線LAN暗号化規格に対応するほか、RADIUSサーバー認証、不正アクセスポイントの検知、MACアドレス/IPアドレスのフィルタリングも可能。SSIDは最大16個まで設定でき、クライアントパーティション機能によってクライアント間の通信制限も行える。

　設定はWeb GUIによる単体での管理に加えて、D-Linkの管理ツール「Nuclias Connect」、コントローラアプライアンス「DNH-100」にも対応する予定で、複数のDAP-X2810が存在するネットワークでも、ファームウェアの一括アップグレードや設定変更、ログ管理など、一元的な管理を行えるようになるとのこと。

　有線LANのインターフェイスは、PoE受電に対応した1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×1を搭載した。