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freeeの受発注業務効率化サービス「freeeスマート受発注」、サイトビジットの電子契約サービスと連携

契約から請求までをfreeeスマート受発注上で一元管理可能に

 freee株式会社は29日、企業とスモールビジネス間の受発注業務を効率化する無料サービス「freeeスマート受発注」が、グループ企業である株式会社サイトビジットの電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」と連携すると発表した。なお、連携機能の提供開始は12月中旬を予定している。

 freeeスマート受発注とは、企業・スモールビジネス間の受発注業務を効率化する無料サービス。発注者である企業と受注者であるフリーランスが、クラウド上において、電子データで発注や請求のやり取りを直接行うことにより、お互いの転記や確認の手間を削減できるという。

 一方のNINJA SIGN by freeeは、契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行える電子契約サービス。5種類の定額プランを用意しており、必要な機能に応じて選択可能にしている。

 今回の連携では、契約から請求までをfreeeスマート受発注上で一元管理可能になった。契約情報を一目で確認できるので、契約漏れや請求書の回収漏れなどを防げるという。また受注者・発注者とも、すべてのやり取りをクラウド上で行えるため、郵送やメールは不要となり、書類の作成・転記作業を削減できるとのこと。さらには、最新の契約状況を確認しながら受発注を行える点もメリットとした。

 連携にあたってはfreeeスマート受発注、NINJA SIGN by freeeの契約と、API連携オプションが必要となる。例えばProプランの場合は月額5万5000円(税込)、API連携オプションが月額5000円。前述の通り、freeeスマート受発注は無料となっている。