アライドテレシス、マルチギガ対応スイッチ「AT-GS910/10XST」

　アライドテレシス株式会社は29日、マルチギガビット対応のイーサネットスイッチ「AT-GS910/10XST」を、8月1日に出荷開始すると発表した。

　AT-GS910/10XSTは、アップリンクに10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応のマルチギガポートとSFP+スロットを1つずつ、標準ポートに1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応ポートを8つ搭載したレイヤー2スイッチ。

AT-GS910/10XST

　コンパクトなサイズで、動作温度50℃対応のため、気温が高くなるような環境への設置が可能なほか、19インチラックマウントや壁設置ブラケット、マグネットキットのオプションにも対応し、さまざまな場所に設置できる。ファンレスデザインを採用しているため、オフィスなどの静音性が求められる環境への設置にも適している。

　また、ネットワークのループを検出し、該当ポートの通信を遮断するループガード（LDF検出）に対応。通常運用時の消費電力を抑える省エネ機能の有効／無効の切り替えも、ディップスイッチで簡単に設定できる。

　AT-GS910/10XSTの価格は6万8200円（税込）。また、AT-GS910/10XSTのラインアップ追加により、GS910/XSTシリーズは18ポートモデル、26ポートモデルの全3モデルから、使用規模に合わせて選べるようになった。