サーバーワークス、ファイルサーバーのクラウド移行をトータルに支援するサービス

　株式会社サーバーワークスは22日、Amazon Web Services（AWS）のクラウドサーバー環境にファイルサーバーを移行するとともに、その運用を支援する「AWSファイルサーバー移行サービス」を提供開始すると発表した。

　「ファイルサーバー移行サービス」は、利用企業の要件にあわせて適切なストレージサービスを選定し、データ移行やその後の運用までサポートするもの。オンプレミスと比べて半分以下の調達時間で、柔軟な容量コントロール、冗長化にかかるコストや管理コストの削減を実現するという。

　サービスの提供にあたっては、まず、現行状況の把握と要件の明確化のため、対象のデータ容量やファイル数、バックアップ方式、ネットワーク経路などについてのヒアリングを実施。その後、AWSで実現するファイルサーバー構成と、データ移行方式を提案する。

　また、環境構築と移行のフェーズでは、タスク、スケジュール管理といったプロジェクトマネジメント、環境構築、データ移行作業の支援、切り替え作業の支援などを行う。さらに、安定運用、継続的な最適化のため、運用代行、拡張や構成変更に関するスキルトランスファー、構成最適を目指した継続的な提案を行うとのこと。

　サーバーワークスでは、このサービスを利用することにより、冗長化やバックアップが容易になるほか、ストレージ容量を柔軟にコントロール可能になるため、運用担当者の負担が軽減されるとアピールしている。