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富士フイルムビジネスイノベーション、Sales CloudとDocuWorksの連携ソリューションをAppExchangeで販売

MAの導入を支援する「業種別エントリーパック」も提供

 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(旧社名:富士ゼロックス)は26日、株式会社セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)のアプリケーションストア「AppExchange」において、ドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorks」との連携ソリューション「DocuWorks Cloud Connector for Salesforce」を公開したと発表した。あわせて、セールスフォースのクラウド製品との連携を強化し、マーケティングオートメーション(MA)の導入を支援する「業種別エントリーパック」を提供開始する。

 富士フイルムビジネスイノベーションでは、2012年からセールスフォースの営業支援ツール「Salesforce Sales Cloud」をベースとした営業管理システムを導入し、世界最大規模の利用者として営業活動に活用しているという。また2017年からは同社の販売代理店となり、利用者として蓄積したノウハウを生かして、顧客の営業活動全般における業務効率化や成約率向上を実現するための提案を進めてきたとのこと。

 今回提供する「DocuWorks Cloud Connector for Salesforce」は、Sales Cloudと自社のDocuWorksをシームレスに連携させ、DocuWorks DeskからSales Cloud上にある帳票作成や、自社のクラウドストレージ「Working Folder」への格納を効率的に行えるようにするソリューション。これらの連携により、ユーザーの操作性や利便性を向上させながら業務を一気通貫で完結できるため、作業工数の削減による生産性向上、手入力での転記ミスや作業漏れ防止による業務品質向上を実現するという。

DocuWorks Cloud Connector for Salesforce提供イメージ

 一方、昨今のリモートワークの広がりによって営業スタイルが大きく変化したことを受け、潜在的な顧客を効率的に見つけ出し、商談に結び付けられるよう支援するMAの需要が高まっているとのこと。そこで富士フイルムビジネスイノベーションは、MAを初めて導入する企業向けに、セールスフォースのMAツール「Pardot」とSales Cloudを活用した「業種別エントリーパック」を提供開始する。

 同パックでは、ライセンス提供に加えて、システム構築などのサービス、業種ごとのテンプレート(製造業、不動産業、ITサービス業など)をパッケージ化して提供。これにより、業種ごとの特性を考慮した上で見込み客を抽出し、関心が企業にのみ営業活動を行うことで、成約率の向上につなげられるとしている。なお業種ごとのテンプレートは、継続的にラインアップを拡充・強化する計画だ。

 価格は個別見積もり。

業種別エントリーパック提供イメージ