ニュース

ホテルリソルトリニティ京都、スマホから大浴場とレストランの混雑度合いを確認可能に

混雑情報のリアルタイム配信サービス「VACAN」を採用

 株式会社バカンは23日、リソルホールディングス株式会社が運営するホテルリソルトリニティ京都において、混雑情報のリアルタイム配信サービス「VACAN(バカン)」が採用されたと発表した。

 昨今のコロナ禍においては、旅行客が旅行時の宿泊施設選びの際に重視するポイントとして、「館内で3密を避ける取り組みを徹底しているか」といった点が挙げられるようになっており、特に大浴場やレストランなど、複数の人間が共用する施設では、空き・混雑の可視化やその情報の配信など、より強い対策が求められているという。

 そこで、ホテルリソルトリニティ京都では、同ホテルの大浴場(男・女)と朝食ビュッフェ会場となるレストランの計3カ所に、リアルタイム混雑情報配信サービス「VACAN」を導入した。

 VACANでは、ボタン型の専用機器(IoTボタン)や混雑検知センサーなど、複数のサービスを組み合わせて混雑を可視化可能となっており、コストや可視化する場所などに柔軟に対応できる点が特徴。客室やホテルからの配布物に掲載された2次元バーコードなどを読み取ることで、アプリなどのダウンロードなしに、宿泊客は自身のスマートフォンのブラウザから混雑情報を確認できるようになる。なお、混雑状況表示は「空きあり」「やや混雑」「満」の3段階で表示されるとのこと。

 ホテルリソルトリニティ京都では、今回の導入で「行ってみたけれど使えない・混んでいた」状況を防ぎ、安全性と快適性を両立した新しい宿泊体験を提供することにより、宿泊者の満足度向上を目指す考えだ。