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富士通Japan、大分市民図書館で「デジタル認証アプリ」を活用したWeb利用者登録サービスを構築
2026年3月10日 15:20
富士通Japan株式会社は、大分県大分市の公共図書館(以下、大分市民図書館)において、デジタル庁が提供する「デジタル認証アプリ」を活用した図書館のWeb利用者登録サービスを構築し、3月10日より大分市民図書館で運用を開始すると発表した。デジタル庁の「デジタル認証アプリ」を活用した図書館のWeb利用者登録手続きは、公共図書館において初の事例になるという。
このサービスは、利用者が図書館に来館せずに自宅などから本人認証を行い、図書館の利用者登録を可能にするもの。マイナンバーカードを用いて本人確認などを行うデジタル庁の「デジタル認証アプリ」と、行政サービスにおいてマイナンバーカードを活用するためのプラットフォーム「マイキープラットフォーム」を連動させて実現している。
利用者は、Webから利用者登録を行う際の本人認証で、「デジタル認証アプリ」をダウンロードしてマイナンバーカードを読み込む。その際にマイナンバーカードの有効性が確認され、有効であれば氏名・住所・生年月日・性別の4情報が自動入力され、その後、その他の必要事項を入力することで登録が完了する。
こうしてWebから利用者登録を行った後は、図書館に来館しなくても、Webサイトで本を探して予約したり、電子図書館サービスで本を借りて読んだりできるようになるため、利便性が向上するとのこと。
一方、図書館職員にとっても、従来は利用者がカウンターで記入していた利用者登録届の受け渡しや確認、システムへの転記作業が不要になるため、カウンター業務が削減されるというメリットがある。さらに、これまではWebからの利用者登録に必要だった、民間の公的個人認証プラットフォームサービスとの契約に伴う選定・連携・調整に要していた負荷も解消され、コスト削減にも寄与するとしている。
なお、富士通Japanは今後、このサービスを、吹田市立図書館やその他自治体の公共図書館においても順次運用を開始し、2026年度上期には、富士通Japanの図書館システムのオプションとして全国での提供を開始する予定だ。
