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バカンとフロンティアコンサルティングが連携、トイレ混雑抑止サービス「VACAN AirKnock」を展開

 株式会社バカンと株式会社フロンティアコンサルティングは9日、フロンティアコンサルティングのサービスメニューへ、バカンのトイレ混雑抑止サービス「VACAN AirKnock」を追加すると発表した。

 AirKnockは、トイレの混雑状況を個室内に伝えるサービス。個室内に設置したデジタルサイネージを用いて、混雑状況および利用時間に応じた情報を自動表示し、自主退出を促す長時間利用の抑止機能を提供する。また個室内デジタルサイネージでは、施設からお知らせを表示したり、動画広告を再生したりすることも可能だ。

 バカンによれば、1個室あたり1日45分のトイレ利用時間の削減効果を確認したほか、実証実験では「30分以上」の個室利用回数が64%減少したと、その効果を説明している。

 なお、コロナ禍を機にテレワークが普及したことで、オフィスを利用する機会は減少していたものの、現在はあらためて場の価値が見直され、オフィス利用の揺り戻しが見受けられるようになった。バカンでは、AirKnockにより、オフィス回帰に伴って今後の増加が想定されるトイレの混雑を緩和し、入居テナントのビル利用満足度向上に寄与すると、そのメリットをアピールした。

AirKnockのイメージ