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NECの「現場可視化・分析サービス」、最短数時間での導入が可能になった拡充版を提供
2026年3月11日 10:00
日本電気株式会社(以下、NEC)は10日、デジタルツインソリューション「NEC デジタルツインソリューション 現場可視化・分析サービス」において、迅速な導入を可能にする新機能を搭載した拡充版を3月より提供開始すると発表した。
「NEC デジタルツインソリューション 現場可視化・分析サービス」は、現場の映像からAIが人間の作業を分析して、各人の作業効率や作業プロセスを可視化するソリューション。NECが長年培ってきた独自の映像AI技術を利用し、現場のさまざまな事象を映像認識AIで自動的にデータ化して、デジタル空間上に再現できる。
今回の拡充版では、新たに開発したNEC独自の映像分析技術と自然言語処理技術により、ユーザーが映像中の特定の作業行動や状況を、テキスト入力だけで簡単に指定できるようになった。例えば「荷物を棚から取る作業」「機械の前に立っている状態」などの簡単な文章を入力するだけで、AIが条件に合致する場面を自動認識する。
このため、従来は必要だったサービス導入前の動画撮影などの作業が不要になり、導入までの準備期間を数週間から最短数時間に短縮可能。テキスト入力による直感的な条件設定と、それに基づく分析レポートの自動生成により、利用開始までに必要だった専門家による手作業も大幅に削減できるため、導入時の初期費用も抑えられるという。
また、テキスト入力による短期間でのサービス導入に加え、少量の学習データを追加することで、認識精度をさらに高められる点も特長。導入企業の現場環境や作業内容に応じた学習データを段階的に蓄積することで、作業行動の認識精度の向上を図れるとした。
さらに、現場で新たなニーズが発生した際には、その場でテキスト入力するだけで分析条件を追加・変更でき、複数の条件にも同時に対応可能なため、現場の状況変化や経営施策の変更にも、柔軟かつ迅速に対応するとのことだ。
