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NRIセキュア、Azure上での動作に対応した特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check 6.0.0」

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は29日、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」において、Microsoft Azure上での動作に対応した新版「同 6.0.0」を、同日より販売開始すると発表した。

 SecureCube Access Checkは、情報システムのあらゆる操作権限を持つ「特権ID」の管理を行えるゲートウェイ型ソリューション。内部不正やサイバー攻撃の被害拡大を防ぐために、特権IDの管理・運用フローを整備するとともに、アクセス制御、ログの取得・保管などの機能を提供しており、適切な特権ID管理や監査効率の向上を支援するという。

 今回の新版では、同製品が稼働するOSを、従来のRed Hat Enterprise Linux 7(7.5以降)からRed Hat Enterprise Linux 8に更改したほか、動作環境にMicrosoft Azureを追加した。Azure Load Balancerとクラスタリングソフトウェアを利用すれば、Microsoft Azure上でSecureCube Access Checkを冗長化できる。

 また、日次レポートをダウンロードする際のファイル形式として、従来のCSVファイルに加えてPDFファイルを選択可能にした。これにより、レポートの利用目的に合わせてファイル形式を選べるようになったとのこと。

PDFファイルのレポートの例

 さらに、ユーザーの操作性向上を目的としてユーザー画面を刷新した。アクセス申請の検索結果やアクセスログの詳細などの表示が、より簡単に行えるようになったとしている。

 SecureCube Access Check 6.0.0の価格は385万円(税込)から。