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NRIセキュアの特権ID管理製品、不審なアクセスを可視化するダッシュボード機能を提供

「SecureCube Access Check」の新版「5.5.1」を販売開始

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は20日、特権IDの管理ソリューション「SecureCube Access Check」において、新版「同 5.5.1」を販売開始すると発表した。不審なアクセスを可視化する「ダッシュボード機能」を新たに搭載している。

 SecureCube Access Checkは、内部不正やサイバー攻撃の被害拡大を防ぐために、特権IDの管理・運用フローを整備し、アクセス制御、ログの取得・保管等、特権IDの適切な管理や監査効率の向上を支援するソフトウェア。

 今回の新版では、標準機能として「ダッシュボード機能」を新たに提供する。SecureCube Access Checkで取得・保管している特権IDのアクセスログの中から、セキュリティ違反やシステムトラブルにつながる情報を抽出し、ダッシュボード上で視覚的に表示することで、ログ全体を分析した情報をわかりやすく確認できるという。

 具体的には、一定期間に利用実績のないユーザーや、普段とは異なる接続元からのアクセスログ、SecureCube Access Checkを経由せずに(迂回して)アクセスしたログ、夜間休日にアクセスしたログなどを、ダッシュボードで一覧として確認を行えるので、これまで個別にデータを加工・分析していた監査業務の工数削減が期待できるとした。

 SecureCube Access Checkの価格は、基本ライセンスと初期構築支援をあわせて412万円(税込)から。

ダッシュボードの画面イメージ