クラウド勤怠管理サービス「ジョブカン勤怠管理」、NFC搭載のiPhone端末をICカード打刻機として利用可能に

　株式会社DONUTSは27日、バックオフィス支援クラウドサービス「ジョブカン勤怠管理」「ジョブカン経費精算」がNFC機能に対応し、NFC搭載の対象iPhone端末を打刻機として活用可能になったと発表した。iPhone端末に、ICカードをかざすことで、勤怠打刻/交通費データの読み取りを同時に行えるようになる。

　「ジョブカン勤怠管理」は、勤怠管理とシフト作成、工数管理を同時に行えるクラウド型の業務支援システム。複数拠点の勤怠データをリアルタイムに確認・集計・抽出でき、給与計算までの業務を簡素化、迅速化することが可能という。

　従来、この「ジョブカン勤怠管理」でICカード打刻を利用するためには、FeliCa/Mifareカードリーダーとして読み取り端末を用意する必要があったが、今回のアップデートにより、対象のiPhone端末にアプリをダウンロードするだけで、iPhoneを打刻機として利用可能になるとのこと。

　また、同アプリで交通系ICカードを用いて打刻する場合、経費精算クラウドサービス「ジョブカン経費精算」への交通費データ自動連携も同時に行えるとした。

　DONUTSでは、これにより、ICカード打刻の導入コストが削減できるだけでなく、建設現場・仮設オフィスなど、一時的に打刻機能が必要な場合でも、NFC機能搭載のiPhoneだけで手軽にICカード打刻機能を導入可能になったとアピールしている。

　なおiPhoneは、iPhone 7以降、かつiOS 13以上のNFC搭載端末が対象となる。