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DONUTSの「ジョブカン勤怠管理」、就業規則アラート機能を搭載 長時間労働の未然防止を支援

 株式会社DONUTSは11日30日、勤怠管理やシフト作成などを行えるクラウドサービス「ジョブカン勤怠管理」において、長時間勤務や勤務間インターバルなどを可視化する「就業規則アラート機能」を搭載したと発表した。勤怠管理者が従業員の不規則な働き方を把握するとともに、従業員自身も気付けるように、現在のアラート機能をアップデートして提供する。

 「ジョブカン勤怠管理」は、勤怠管理とシフト作成、工数管理を同時に行えるクラウド型の業務支援システム。複数拠点の勤怠データをリアルタイムに確認・集計・抽出でき、給与計算までの業務を簡素化、迅速化することが可能という。

 その新機能である就業規則アラート機能では、アラートを複数パターン設定できるようになり、それぞれのカスタマイズも容易に行えるほか、働き方や雇用形態によるグルーピングに対応しており、個人・グループそれぞれで異なるアラートを設定可能という。

複数のアラート設定機能
個人・グループごとのアラート設定機能

 また、終業と始業の間に適切なインターバルを管理するためのアラートも設定できるとのこと。

勤務間インターバルの確認機能(日次)
勤務間インターバルの確認機能(月次)

 なおDONUTSでは、物流・運送業界、建設業界、医療業界などに大きな影響を及ぼすとされる、いわゆる「2024年問題」において、不規則な働き方が想定される業界では、長時間労働や勤務間インターバル不足などの現状把握と防止をこれまで以上に求められており、この就業規則アラート機能によって、そうした対応を支援すると説明している。