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NTTテクノクロスのメール誤送信防止ソフト、送信メール内のオンラインストレージのリンクURLを検知可能に

 NTTテクノクロス株式会社は、メール誤送信防止ソフトウェア「CipherCraft/Mail 7」において、オンラインストレージを経由したファイル誤送信を防止する機能を追加し、8月2日より提供を開始する。

 CipherCraft/Mail 7は、メール送信前の再確認やAI(機械学習)によるリスク検知などにより、メール誤送信を防止するともに、情報漏えいを検知するソフトウェア。

 いわゆるPPAP方式による外部へのファイル送信を取りやめ、オンラインストレージによるファイルの授受を行う企業が増えている中で、これまでのメール誤送信防止ソフトには、オンラインストレージのリンクURLの確認機能がなかったため、共有ファイルの誤送信リスクがあったとのこと。

 そこで今回の新版では、メール本文内のオンラインストレージのリンクURLを検知し、ファイルの送信が伴うことを注意喚起するアラート機能を搭載した。また、注意喚起のメッセージをクリックすると送信ファイルが確認できるので、ファイルの誤送信を未然に防げるという。なおファイルの確認動作は、オンラインストレージ側の仕様に従うとしている。

 CipherCraft/Mail 7の参考価格は、年間サブスクリプション方式、100ユーザーの場合で10万5000円から。

「CipherCraft/Mail 7」のオンラインストレージの送信ファイルの確認イメージ