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アライドテレシス、AMF-SEC向けコントローラソフト「AT-SESC」強化 リアルタイムの通知機能などを新たに搭載

 アライドテレシス株式会社は21日、ネットワークセキュリティソリューション「AMF- SECurity(AMF-SEC)」で利用するコントローラ「AT-SESC」のソフトウェアについて、新版「同 Ver.2.2.0」を提供開始すると発表した。

 AMF-SECは、ネットワークとアプリケーションを連携させてアクセス制御を行うセキュリティソリューション。マルウェアに感染した端末を自動的にネットワークから遮断することにより、セキュリティインシデントの拡散を抑止するという。なお、ネットワーク管理の仕組みとしては、自社のネットワーク統合管理ソリューション「AMF(Autonomous Management Framework)」を主に利用している

 今回の新版ではまず、万一、ITインフラに管理対象外の不正端末が接続された場合、任意のメールアドレスあてにリアルタイムで通知メールを送る機能を搭載した。これにより、情報システム担当者はITインフラの常時監視から解放され、必要な場合のみITインフラを確認すればよくなるという。

 また、無線LANアクセスポイント「AT-TQ5403」「AT-TQ5403e」において、AMF-SECを活用したセキュリティ制御を容易に行えるよう、機能改善を実施した。従来はOpenFlow形式での制御にのみ対応していたが、AMFでネットワークを構成している場合、AMFを活用してセキュリティ制御の通信を行えるようにしている。これによって、有線・無線LANにおけるセキュリティ対策の一元化を実現し、管理コスト・工数の削減に寄与するとのこと。

今回の新版で追加された機能イメージ