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アライドテレシス、3ラジオ搭載の802.11ac wave2対応アクセスポイント「AT-TQ5403」

AT-TQ540

 アライドテレシス株式会社は17日、802.11ac Wave2に対応し、2.4GHz帯と2つの5GHz帯の同時使用が可能な無線LANアクセスポイント「AT-TQ5403」を、同日より販売開始すると発表した。価格は9万6000円(税別)から。

 AT-TQ5403は、IEEE 802.11a/b/g/nと802.11ac Wave2(2ストリーム)に対応し、最大867Mbpsの通信が可能な無線LANアクセスポイント。MU-MIMOやビームフォーミングをサポートしており、安定した通信環境を構築できるという。

 ラジオは、2.4GHz帯用に加えて2つの5GHz帯用(W52/W53帯用、W56帯用)を搭載。それぞれを同時に利用できることから、トータルのスループットが向上するほか、多数の端末を分散させてバランスよく処理することも可能とした。

 利用にあたっては、単体で動作するスタンドアロンモードだけでなく、無線LANコントローラ「AT-Vista Manager EX」による集中管理にも対応。集中管理時には、管理対象のアクセスポイント周囲の電波出力、チャンネルを常に認識し、自動的に最適化するAWC(Autonomous Wave Control)機能を利用できる。

 このほか、ブランケット方式(シングルチャンネル)とセル方式の両方式を利用できるAWC-CB(AWC-チャンネルブランケット)もサポートしており、用途にあわせて適切な方式を選択可能とのこと。

 また、周囲の電波状況を考慮し、無線端末に対して混雑していない帯域への接続を促すバンドステアリング、多くの端末に対して高速でスムーズなローミングを実現するIEEE 802.11k/v/rのファストローミングも利用できる。