インターコム、システム連携機能を搭載したクラウドFAXサービス「まいと～く Cloud Ver.1.1」

　株式会社インターコムは30日、クラウドFAXサービス「まいと～く Cloud」の新版「同 Ver.1.1」を5月1日より提供開始すると発表した。システム連携機能（オプション）を新たに搭載しており、オンプレミス版の「まいと～くCenterシリーズ」と同等のクラウドFAXサービスとして利用可能になったとのこと。

　「まいと～く Cloud」は、オンプレミス版の「まいと～く Center」「まいと～く Center Hybrid」の機能をクラウド化したFAXサービス。

　新版では、新たに提供されるシステム連携機能により、FAX業務の自動化システムをクラウド上にて短期間で構築できるようになった。これにより、例えば、販売管理システムで作成した納品書の送信、受信した注文書のOCRシステムへの取り込みといった、従来は帳票を紙に印刷して手作業で行っていたFAX業務をすべて自動化可能になったとのこと。

　なお連携方法としては、「Web APIによるFAX機能の組み込み」「送信指示ファイル（CSV）による自動送信」「送受信FAXのファイル（TIFF/PDF）自動出力」の3通りが用意される。

　また今回は、1回線を1社で専有し、安定したFAX送受信を行える従来の「回線専有型」に加えて、複数回線を複数のユーザーで共有することで導入コストを抑える「回線共有型」を新たに提供開始した。この回線共有型では、1契約で受信用FAX番号を複数追加して利用することも可能だ。

　価格（税別）は、回線専有型が月額3万7000円（システム連携機能含む）から、回線共有型が月額2万9000円から。