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インターコム、FAXソリューション「まいと~く Center」の誤送信防止オプションを提供

 株式会社インターコムは27日、FAXソリューションの最上位版「まいと~く Center」において、FAX送信時の管理者承認フローを追加するオプション「まいと~く Center 誤送信防止オプション」(以下、誤送信防止オプション)を提供すると発表した。

 まいと~く Centerは、Webクライアント機能や外出先でのFAX送受信機能を備えるFAXサーバーソフトの最上位版。最大72回線までの拡張が可能なほか、サーバー管理を効率化する仮想化環境やクラウド(IaaS)環境での運用にも対応する。また、サーバー障害時の復旧を自動化する冗長化機能、通信費が安い送信経路を自動選択するLCR機能なども搭載しているとのこと。

 今回提供する誤送信防止オプションは、FAX業務担当者がFAXを送信する際に、管理者が宛先やFAX番号、原稿内容を確認する機能で、管理者が承認して初めてFAXが送信されるため、誤送信を防止できるという。

 実際の確認作業では、業務担当者がFAXを送信したタイミングで管理者に承認依頼通知メールが送信され、管理者はまいと~く CenterのWebクライアントから、簡単に承認作業を行えるとした。受信したメールには、対象FAX原稿をプレビューできるリンクも用意されている。

 また、まいと~く Centerは、業務システムと連携した見積書や注文書のFAX自動送信機能も備えているが、こうした業務システム連携時のFAX送信に対しても管理者承認フローを追加でき、さまざまなFAX業務で誤送信防止対策を導入可能とのこと。

 オプションの価格は30万円(税別)から。

 なおインターコムでは、中小規模向けFAXソリューションの「まいと~く Center Hybrid 誤送信防止オプション」を2月に発売しており、今回、誤送信防止オプションが追加されたまいと~く Centerとあわせて、重要書類をFAX送信することが多い金融機関や官公庁などへの導入を目指す考えだ。